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執筆者の写真ふくろう先生

マツヘリカメムシ

更新日:4月14日

 校舎に入り込んで越冬するカメムシのなかに後ろ足の腿が膨らむマツヘリカメムシがいました。体が細長く胸の横が突き出しているところが、丸くて茶色のクサギカメムシと違います。また、甘い青リンゴの匂いを足の付け根から出すのも違うところです。

 このカメムシは、北米大陸から10年ほど前にやって来て、あっという間に全国に広がりました。暖かい季節は松の新芽や枝先の若いまつぼっくりから樹液を吸ってくらしています。

(2024.4.13)


閲覧数:35回2件のコメント

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2 Comments


こちらは、オオトビサシガメです。

クサギカメムシを食べる(体液を吸う)カメムシです。捕まえると青リンゴの匂いがします。

校舎に越冬しようと集まるクサギカメムシを追いかけて集まって来ます。クサギカメムシの1割くらいの数が集まるようです。

肉食性のカメムシで、口のストローが短くて太く、人が捕まえると刺すことがあり、大変に痛いそうです。見つけても触らずに観察してくださいね。



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こちらは、みんな知っているクサギカメムシです。マツやスギ、サクラやクワなど、いろいろな樹木の樹液を吸って成長します。



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